かなえ369blog

愛と調和と循環のあふれる世の中を創造する〈愛の伝播士〉かなぴょんのブログです。

【かなぴょんと行く369旅】大野正樹園長先生ゲスト出演【本と心と教育】

アロハ~ ラジオパーソナリティ〈愛の伝播士〉かなぴょんこと、大倉かなえです。

2月13日放送のラジオ番組【かなぴょんと行く369旅】を聴いていただき、ありがとうございました。

 

大野正樹園長先生の【本(読書)と心(MBTI)と教育】のお話。

前半では、不真面目な読書をする理由とおすすめの本紹介。後半では、お手軽に流行っているMBTI診断に「心を甘く見てはいけない」と警鐘を鳴らすお話。そのどちらにも共通している教育の視点とは。今回もまた、聴き応え十分でしたね~。

 

なぜ、大野園長の手が真っ青だったかというと…収録前に福山市藍屋テロワールさん藍染体験をしたからです。

そこのスタッフさんと盛り上がったお話が、古典落語【紺屋高尾(こうやたかお)】を今風にした立川談笑さんの演目【ジーンズ屋ようこたん】だったわけです。そこから、立川談笑さんの本についてお話をお伺いしました。

次の著書は、大野園長が夏井睦(まこと)先生を知るきっかけになった本だそうです。

夏井睦先生といえば、過去の【かなぴょんと行く369旅】放送回でもご紹介のあった「仲良しのお医者さん」で、「師」の一人だそうです。過去の放送回を聴き逃した方は、こちら大野園園長のラジオ出演まとめブログからアーカイブ視聴できます。

 

www.kanaento.com

 

 

萬田緑平さんの『家で死のう!』では、「死を意識して生きる」死生観についてのお話。病院で死ぬことは、自然なのか。私は、よっしゃー!と思って死にたいと。そして、大野園長と萬田先生は、お友達で、まんちゃんと呼んでいました!夏井睦先生といい、冨永晃輝先生といい、萬ちゃんといい、医師のお友達が多いんですね(笑)

家で死のう!

家で死のう!

Amazon

〈本の説明〉

眠るように
穏やかに死ぬための本
――なぜ病院で死ぬことは苦しいのか?


なぜ、病院で死ぬのは苦しいのか?
死そのものは本来、苦しいものではありません。しかし、病院で治療を続けると、体力の限界まで「生きさせられる」から苦しいのです。
――私はこの本で、人生の最終章には、「病院で治療する」という選択肢以外にも、治療をやめて「家で生き抜く」(それはつまり「家で死ぬ」)という選択肢があることを知ってほしいと思います。

病院での治療をやめて、自宅で生きることを選んだ患者さんの最期は、病院で見られる絶望的な「死」とは異なります。私は病院医療と在宅緩和ケアの両方を見てきた立場として、こう断言します。
「終末期の患者さんは、病院での延命治療をやめて、自宅に戻ってすごしたほうが人間らしく生きられる」

 

萬田緑平先生の講演会が令和6年3月9日に東京であります。『最期まで目一杯生きる』と題して、在宅緩和ケア医として、多くの患者さんを看取った萬田緑平先生が思う「自分らしく生き抜くとは…ともにある家族の姿とは…」について、患者さんやご家族の映像を交えて開催されるとのことです。気になる方は、こちらのお申込みフォームまたは、大野正樹園長先生にご連絡ください。

 

ちなみに、講演開催日が令和6年3月9日って、並び替えると、【~369旅】の369だな~と思ったのは、私だけでしょうか…

 

残りの2冊は、時間がなくて、詳しくお話をお聴きできませんでした。

が、

【牛】は、教育者にはぜひ読んでほしい著書だ!とのこと。

Amazonでの販売はありませんでしたが、収録後の大野園長のFacebookでも、再度おすすめされていたので、Facebookの投稿をご紹介しますね。

牛、という名の書籍

著者は岡本米造さん。

大正初期に書かれたものです。

三日ほど前に、我が家の書棚で見つけました。

『確か、、、本田先生が勧めてくれた本だ』という微かな記憶を辿って読むと、曾ての日本人が持っていた、やまとごごろ、をビンビンに感じて、脳汁がプシャーでした。

著者や、周辺のことも知りたくなり、新しい本も購入。思惑通り、というかそれ以上で、著者の奥様が前書きを書いておられ、編集後記もありました。大正版には、これがなくてネ。

発売と同時に版に版を重ね、京都の紙の値段が上がった、というのも大袈裟ではないようです。

戦前の教養人は、知識を『ちゃんと』求めていたのが、ありありと眼に浮かびます。

詳しい内容は、是非、お手にとってください。

私は、また、本田先生に会えました。

一昨日、ラジオ収録で紹介した書籍【牛・岡本米造著】ですが、現代でも入手出来ます。霞ヶ関書房から出版されています。

現代版の方には、大正版にはない、著者の人となりも書かれており、頭山満との面識もあったようで、頭山満は著者を『至誠如神』と評したようです。

はっきり言って、これ以上ない、素読の教科書です。

 

後半トークでは、MBTIのお話。

www.mbti.or.jp

 

こちらの診断、私は、、まったく知りませんでしたが…今結構、流行っているそうで、収録を担当してくれたゆめのたねの運営スタッフもよく聞くし、知っている!とのことでした。実は、大野園長もこの診断士の資格を持っているそうです!!!

 

今、巷で流行っているお手軽なMBTI診断は、絶対おすすめできない!心というのは、そんな簡単なものじゃない。深遠なものだし、人の心は、変わるものだから、安易に決めつけて選択肢を狭めない方がいい。もし、本当にこの診断がやりたいと思ったら、私に連絡したほしい!!大野園長にお願いすると、平均3時間。最低2時間、長ければ、5時間かけて、心の聞き手を解明してくれるそうです。気になる方は、ぜひ!!大野園長にお願いしてください。私も診断してもらおうかな~(笑)

 

大野園長へのお問い合わせは、Facebookメッセンジャーまたは、松本幼稚園HP

 

心と同じように読書や教育でも人は変わっていく。

 

大野園長の読書は、内容を理解しようとしない『素読』のような不真面目な読書法だから、短い時間でたくさんの本が読める。なぜ、そんな不真面目な読書をするかというと、その時は、理解していなくても必要な時に必要な事が分かると思っている。つまり、未来の自分を信じてるからとのこと。『素読』と同じなんですね~。

 

まとめ

大野園長が目指す世の中は、【君子は和して同ぜず】意見は違っていいけど、仲良し。

この一点で日本を良くしようよ!とか子どもたちに良い教育を!ということでまとまれば、いいな~。

 

大野園長先生、今回も素敵なお話をありがとうございました!!